ーのり面工の求人案内

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採用要項

募集職種:のり面工


詳しい仕事内容

のり面工施工前

 

山が崩れた状態です。

 

それでは、順を追ってご説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

のり面工ラス張り

山を綺麗に人力で整形・清掃します。

その際に使う道具は、ノコ鎌(カマ)・鍬(クワ)・鋤簾(ジョレン)等を使用します。

写真にうっすらとロープが見えていると思います。

これにぶら下がって作業を行います。

安全帯

 

 

 

 

安全帯をしっかり装着していれば落ちる事は有りません。

自らの不安全行動で落ちる方が稀にいらっしゃいます。

法面工ラス網

 

←これがラス金網(亜鉛菱形金網)という材料です。

1束で20m2(2m×10m)あり、これをのり面の上から下に向かって張っていきます。

ラスを張るのでラス張り工と言います。

このラスもアンカーピンで止めなければズレてしまいますのでピンを打ち込みます。

 

 

 

 

 

 

 

この作業の仕事としてのメリット

1,ラス網を巧みに操る事が出来る。(編む事が出来るようになる。)

2,ハンマーを使用してアンカーピンを打設するので、腕がムキムキになる。

3,斜面での動きなのでバランス感覚がとてつもなく養われる。

4,腹筋が強くなる。

5,脚力が強くなる。

6,ロープワークを覚える

この作業の仕事としてのデメリット

1,ラス網が結構重い。

2,ピンを腰袋に入れて作業する際、安全帯が食い込む。

3,思ったよりも細かい作業

4,山なりに張り付けるのは難しい。

5,職人の腕が問われる場合がある。(たるみとかハリ具合)

のり面工大ピン

 

 

 

 

 

こちらが大ピンと言われる材料でφ16×400のサイズです。

 

 

 

 

のり面工小ピン

 

 

 

こちらは小ピンの材料です。この画像は異形鉄筋を使用しています。

通常は、φ9×200のピンを使用するのですが、打設する山が緩い(摩擦力が低い)場合は異形鉄筋のピンを使用します。

 

 

 

 

 

 

のり面工下筋

 

ラス張り工の後に、鉄筋を配置していきます。

配置のピッチ(間隔)は枠のサイズによって変わりますが、

写真の法枠は□300で2.0m×2.0mのピッチで鉄筋を配置します。

この鉄筋はD13×5.0mを使用しています。

枠サイズによって使用する鉄筋は変わります。

 

 

 

 

のり面工法枠鉄筋

 

この様な鉄筋の束を手作業で配置していきます。

配筋作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

のり面工法枠完成

 

 

続きまして、鉄筋の上に法枠を乗せていきます。

クリンプ金網という材料で作られています。

非常に万能な金網で、いろいろな形に創作する事が可能です。

 

 

 

 

 

 

この作業の仕事としてのメリット

1,結束作業を覚える。

2,ハッカーを巧みに操れるようになる。

3,法枠を設置する際に水平間隔が養われる。(家でも、傾いてるのが気になってくる。)

4,法枠を越えながら移動するのでもっと脚力が強くなる。

5,腕、肩、腰、脚がムキムキになる。

この作業の仕事としてのデメリット

1,ヤッケ(汚れないように作業服の上から着る作業着的な物)が引っかり破れる。

2,鉄筋が意外に重い。

3,法枠を持って歩くのが結構大変

4,アンカー打設が地獄に思える。

のり面工法枠材

 

 

 

荷姿はこの様にペッタンコですが、広げると四角になります。

 

 

 

 

 

 

 

のり面工法枠アンカー

 

法枠を設置し、その上にまた鉄筋を乗せます。

下鉄筋も上鉄筋も結束線(針金の線)で結束します。

その際にハッカーという特殊道具を使用します。

このハッカーをクリクリッと回して結束線を縛るわけですが、

これだけは難しいです。

素人がマスターするまでに数ヶ月は要すると思われます。

法枠の交点に交点アンカー、横枠に補助アンカーを打設します。

これは法枠がズレて押してしまわないようにする為です。

のり面工法枠アンカー2

 

 

これが交点アンカーです。大体D19×700程度 補助アンカーはD13×500程度有ります。

これをセットハンマーで打設します。

山が硬い場合はハンマードリルで削孔(穴をあけて)後、鉄筋を打ち込みます。

 

 

 

 

 

吹付状況

 

 

法枠組立工完了後に続きまして、吹付工を行います。

吹付けているのはモルタルです。

これを法枠全体に吹付ていきます。

 

 

 

 

 

 

この作業の仕事としてのメリット

1,機械操作を覚える。

2,篭手(コテ 左官コテ)のやり方を覚える。(自宅駐車場程度なら自分で出来るようになる。)

3,モルタルを感覚的に良い悪いの判断が出来るようになる。

4,ノズル(←モルタルが出ている先端)を持つととにかく腕がムッキムキになる。

5,ノズルマンは吹付屋の花形

6,完成した時の達成感は、んぱない!

7,あ、この現場パパが作ったんだよ!って子供に言える!!

この作業の仕事としてのデメリット

1,ヤッケや、顔がとにかく汚れる。(ホコリにまみれる)

2,吹付での一番の汚れ作業。

3,夏は地獄の1丁目に足を踏み入れた感覚に襲われる。

4,コテはかなりセンスを問われ、熟練になるまで数年かかる。

5,ノズルマンも同じく技術を要する職種で、熟練になるまで数年かかる。

吹付機

 

 

これが吹付機(ガン機)と言われる機械です。

これで、コンクリートやモルタル、緑化基盤材などを吹付けます。

200m程度ホースを伸ばして施工できますが、特殊な方法でもっと距離を伸ばせます。

 

 

 

 

 

 

 

のり面工完成

 

 

 

完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

上記が法面屋の法枠吹付工での詳しい仕事内容となります。

非常に簡単な流れ作業です。

法面屋としては基本中の基本の施工ですが、その他まだ、多数の施工があります。

採用条件

募集職種 法面工
仕事時間 工事現場の場合 8時~17時(現場施工)
弊社倉庫の場合 9時~17時(機械整備)
休日・休暇 日曜日・夏季・年末年始・暇な時期は自由休暇 繁忙期は相談
給与 初心者:1万円/日 中級者:1.2万円/日 上級者:1.4万円~(立場による)
賞与 夏・冬(2回) 30万~50万程度
手当 出張手当・禁煙手当・
出張の有無 有 年間の40% 1週に1回帰ります。
勤務地 愛知・岐阜・三重・静岡・その他
福利厚生 通勤車輌支給・社会保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
必須事項 必ず社会保険に入れる方のみエントリー下さい。
 採用者からの一言  弊社は非常に自由度の高い土木業者です。

いろいろな事をドンドンやっていきます。

デキル、デキないは問いません。

やってみるって方、挑戦してみて下さい。

ちなみに、無口・低コミュニケーション能力の方も安心して下さい。

職人は無口で器用なほどカッコイイです。

エントリーはお問い合わせメールにて、求職希望と書いてお送り下さい。

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